私がスタッフ採用で一番重視していること――「人柄」と「命の時間」という話

ホテルで働く人へ

こんにちは。沖縄・恩納村でリゾートホテルを経営している高井司です。 京都・沖縄でホテル業界5年の経験をもとに、旅行好きの方・ホテルで働く方に向けて、 ホテルと旅行のリアルを発信しています。


スタッフを採用するとき、スキルと人柄どちらを重視するか。

答えは、人柄。

採用後にスキルは上げられます。でも人柄は変えられません。

これが私の採用における、今の軸です。


スキルより人柄を重視する理由

採用面接でスキルや経歴を重視するホテルは多いです。

でも私は、まず人柄を見ます。

理由は2つあります。

① スキルは後から上げられるが、人柄は変えられない

仕事のスキルは、経験を積めば上がります。でも、その人の根本にある人柄や価値観は、簡単には変わりません。

だからこそ、会社の理念・行動指針と相性の良い人柄かどうかを最優先で見ています。

② 道徳心のない人は採用しない

例えば、SNSで他人の批判や悪口を書く人。その行動は、その人の価値観を表しています。

他者の時間・感情を傷つけることに躊躇がない人は、お客様やチームに対しても同じことをします。はっきり言って、命の時間の無駄ですよね。


面接より「レスポンスの速さ」で人柄を見る

採用面接でどんな質問をするかよりも、私が重視していることがあります。

レスポンスの速さです。

メールや問い合わせへの返信が早い人は、それだけで好印象です。

なぜレスポンスの速さを重視するのか

時間はコストだから。

相手のレスポンスを待っている時間は、こちらの時間が止まっています。速いレスポンスは「相手の時間を大切にしている」という証でもあります。

逆に、レスポンスが遅い人を見ると「時間をコストとして見えていない」「相手の時間のことを考えていない」と感じます。

会社のことを調べてきてくれる人

もう一つ、採用で好印象な行動があります。

面接前にしっかりと会社のことを調べてくれていること。私のブログを読んできてくれた方もいます。それは非常に好印象でした。

実は、採用においても「社長はどんな人なんだろう」と知ってもらうために、このブログを書いているという目的があります。


私のホテルの理念と行動指針

他に採用で大切にしているのは、会社の理念・行動指針と相性が良いかどうかです。

オディシス恩納オペレーションズ株式会社の企業理念

「命の時間を、幸せな時間にかえること」

行動指針(3つのバリュー)

① 主体的(自分が変える)

誰かが変えるのを待つのではなく、自分が動いて変える姿勢です。

例
・気づいたことを報告できる
・指示される前に動ける
・問題を自分で対処できる
・改善提案を出せる
・新しい仕組みを作る側に回れる

② 時間を大切にする(命の時間を扱う意識)

自分の時間も、相手の時間も、命そのものだという意識です。

例
・時間を守る(出勤・休憩・退勤)
・相手の時間を奪わない(報連相が簡潔・的確)
・チーム全体の時間効率を上げる動きができる
・後工程・他部署の時間まで考えて動ける

③ 相手のメリットを設計する(幸せな時間に変える)

相手にとってのメリット(幸せ)を先に考えて行動する姿勢です。

例
・相手の状況・ニーズを観察できている
・聞かれたことに過不足なく応える
・相手のメリットを先に考えて動く
・言われる前に必要なものを与える
・お客様・同僚・関係者にとっての「幸せな時間」を意図的に設計できる
・相手の感情に残る体験を作れる

企業理念の「命の時間」という言葉が生まれた理由

この理念は、沖縄に来てから生まれました。

沖縄に移住して、自分自身が満たされる体験をしました。それまでも不幸だったわけではありません。でも沖縄に来てから、「幸せ」という感覚が変わりました。

休憩や休みの日の朝、ビーチに行きます。

綺麗な海がそこにある。波の音・風・鳥・木が揺れる音が聞こえる。そこに存在しているだけで、心地よさを感じる。

科学的に言うと、セロトニンが出ている状態。

沖縄に来てからこの感覚を味わう時間が圧倒的に増えました。

この体験が、「他の人にも幸せになってほしい」という願いに変わり、理念になりました。

なぜ「命の時間」という言葉を使ったのか

人生の時間は有限です。

でも普段、自分の命の時間を意識している人はほとんどいません。特に若い人は。

終わりが見えてきてから「もっと大切にすればよかった」と気づく。それでは遅いことがあります。

だから「命の時間」という少し重みのある言葉を使いました。常に限りある時間を意識して、大切にして、少しでも幸せを感じてほしい。そういう思いが込められています。


理念を体現してくれるスタッフの話

ありがたいことに、この理念を体現してくれているスタッフがいます。

例えば、チェックインの時間をお客様に待たせないよう、より早くお部屋にご案内できるようにオペレーションの見直しを自分で考えて動いてくれるスタッフ。

そして、いつも笑顔で接客してくれるスタッフ。

これは口コミにも表れています。「いつも笑顔で接客してくれた」というレビューを何度もいただいています。

指示したわけではありません。理念と行動指針が浸透した結果だと感じています。


どんな人に募集してほしいか

相手の課題を探り、主体的に解決に取り組む人。

仕事の本質は、相手の課題を解決すること。その先に幸せな時間があります。

スキルは後から身につきます。でも「相手のために動く姿勢」と「命の時間を大切にする意識」は、最初から持っていてほしいものです。

ホテルで働くことに興味がある方、オディシス恩納リゾートホテルの理念に共感できる方、ぜひ一度このブログを読んだ上でご連絡ください。

※2026年6月現在はアルバイト採用のみ行っております。


まとめ

採用で大切にしていることを整理します。

・スキルより人柄を優先する
・レスポンスの速さで相手の価値観を見る
・会社の理念・行動指針と相性が良い人を選ぶ
・道徳心のない人は採用しない
・命の時間を大切にする意識を持っている人に来てほしい

私のホテルに限らず、スタッフ一人ひとりが会社の理念を体現することが、ホテルや企業の強さになります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 このブログでは、旅行好きの方・ホテルで働く方に向けて、 ホテルと旅行のリアルを発信しています。 次回の記事もお楽しみに。 沖縄・恩納村のリゾートホテル支配人兼代表 高井司


🏨 オディシス恩納リゾートホテル公式サイト:

オディシス恩納リゾートホテル | 沖縄・恩納村かりゆしビーチに輝くリゾートホテル
沖縄・恩納村かりゆしビーチに輝くリゾートホテル

コメント

タイトルとURLをコピーしました